尋常ではなかった暑さも一段落、日中暑い日もあるとはいえ秋の訪れが確実に進んだ9月でした。台風などの災害も続き季節の変化が極端になって来ている近年、自律神経が振り回されることになるためか前の季節の疲れが季節の変わり目にドッと出易くなってしまっているような気がしています。年齢のせい、だけではない身体の疲れを何とか抑えたくて季節の変わり目には心して身体の調子を調える食べ物を身体に入れ、敢えて身体を動かすようにしています。
そんな季節の変わり目のお料理教室。今回はヴェジタリアンのメニューでお届けしました。疲れた胃腸を休め、調えるための優しい食事。野菜だけ、と言っても単調にならず美味しく食べ応えもあり見た目も美しいお料理に皆さま満足して下さったようでとてもホッとしました。
今回の献立は、目にも鮮やかで爽やかなビーツのスープ。サラリと軽くて美味しい豆乳マヨネーズを新鮮な生野菜にディップする一皿。ひよこ豆、赤インゲン豆、枝豆という3種類の豆とたっぷりのパセリを玉ねぎたっぷりのドレッシングで和えた豆マメサラダ。色鮮やかな秋野菜をオリーブオイルをかけてローストしてから自家製つゆをかけ、たっぷりの香味野菜をのせていただく秋野菜のマリネ。高野豆腐と干し椎茸を組み合わせてお肉にしか思えない楽しい食感の唐揚げ。そしてデザートはアーモンドパウダーとココナッツオイルで軽く仕上げた生地の上に青リンゴとイチジクを敷き詰めたタルトという6品でした。低糖質でたっぷり野菜が取れつつしっかりタンパク質も摂れるバランスの良いメニューになったと思います。
来月は気分を変えてエスニックで、イラン料理をお届けします。やはり野菜たっぷりのヘルシーな家庭料理ご紹介する予定です