10月も早終わり、出遅れてしまったのですが忘れない内に9月の料理教室の覚え書きです。酷く暑かった今年の夏はいつまでも続いてしまうのでは、と思ってしまいましたが台風、地震と災害が立て続けに起こる内にいつの間にか一足飛びに季節が進んでしまいました。そんな合間に9月のお料理教室は無事に全て終えることができました。
9月の教室は中華料理。あちらこちら転勤する間に覚え、何度も作る内に自分のレシピになったものばかりです。これさえお出ししておけば、という安心のレシピばかりをご紹介しました。季節の変わり目に身体に優しく栄養のあるものを召し上がっていただきたいという気持ちも込めてのお献立。
先ずは濃い鶏のダシを生かした生キクラゲと卵のスープ。優しい味に心が和みます。次にあっという間に作れる大根餅。大根と桜海老をたっぷり使い卵焼き用フライパンを使い簡単に四角く焼き上げます。周りはカリッと、中はモチモチで大根の甘みが活きました。次の品はお刺身サラダ。もうかれこれ40年も作り続けているレシピ。レタスやキュウリなどパリッとした食感の野菜にハマチやブリなどの刺身をのせてパリパリの揚げワンタン、ローストしたナッツなどをトッピングしてからドレッシングで和えていただきます。必ずあっという間になくなる爽やかな一品です。メインはプルーンをタップリ使ったバルサミコ酢風味の酢豚。プルーンのフルーティな風味が豚肉とよく合います。デザートには季節の梨を梨のリキュール効かせたゼリーに閉じ込めてさっぱりと。全ておもてなしにも使えながら普段の食卓にも気軽に使えるレシピだったと思います。