今年の夏は早いペースで暮れあっという間に秋が深まった感じです。いつもより早くに過ぎたような9月でしたがお料理教室ではゆったり皆さまとの時間を楽しみました。
9月は再びのイラン料理。スパイシーで異国的だけれどまろやかで刺激は少なくヘルシーで優しいお味のイラン料理。大量に使うハーブとスパイスの量にビックリしながら皆さん楽しんで下さいました。献立は ニラやディル、香菜、パセリわなどたっぷりの緑のハーブと何種類かのお豆のスープアーシュレシュテ、たっぷりクミンとミントがアクセントの挽肉の串焼きクビデにグリルトマトとヨーグルトソースを添えたもの、私の自慢料理キャベツと牛挽肉の炊き込みご飯キャラムポロ、付け合せにピーツのピクルス。デザートは柿のシャーベットとイラン産のデーツ。懐かしいテヘラン時代の日々のお話をしながら遠い記憶を手繰っていました。味覚の記憶というものはいつまでも新鮮で、味や匂いで一気にその頃に戻れるような気がするのはとても不思議です。