今月はイランのお料理をお届けしました。レストランで食べられない家庭の味、懐かしいテヘラン時代に家でご飯を作ってくれていた女性から習ったレシピを基にして。焼き茄子をニンニクとハーブたっぷりのヨーグルトで和えた Mast o bademjan、プラムを芯にして作った大きな肉団子はひき肉とヒヨコ豆を潰したものを混ぜお肉と同じ位の量のハープや玉ねぎを練りこんでトマトソースで煮込んだ Kufte Tabrizi、鶏肉をヨーグルトとサフランで柔らかく煮た物をご飯の中に一杯詰め込んだ黄色いケーキのような Tachin。デザートはイラン産のドライフィグを紅茶に漬け込んだものと水気を切ったヨーグルトにピスタチオとカカオニブの蜂蜜漬けをトッピングしてみました。初めてのイラン料理体験という方も多く、食べ物を通じてイランでの生活や経験をお話しする中でイランという国をより身近に感じたり興味を皆さんが持って下さるのは嬉しい事。特に家庭料理ではたっぷりのお野菜やヨーグルト、ハーブやスパイスを駆使して身体に優しく実に味わい深いイランのお料理、これからも折々お伝えして行きたいと思います。
3月の教室随分埋まって来ました。ご希望の方ございましたらこちらまで。