平成最後の料理教室が終わりました。4月の料理教室覚え書き

息子の結婚式という大きな行事を済ませ、いよいよ平成の御代も終わるというこの時期に平成最後の料理教室を無事に終えることができました。本当に濃く、実りのあった2019年の4月、そしていよいよ令和の時代がやってまいります。

4月の料理教室は美味しいオリーブオイルが手に入ったこともあり創作イタリアンの回になりました。美味しいオリーブオイルはイタリアから厳選した食材を届けておられる会津のアサクラさんのこだわり中のこだわり、在来種の自然栽培のオリーブを使った非加熱、無濾過のオリーブオイルアサクラです。

初めに旬の新玉ねぎのポタージュ。昆布だしベース、オートミールをとろみ付けに使い、最後に木の芽のペストを添えました。

パスタはファルファッレ。やはり旬の美味しいアスパラガス、讃岐のめざめと京都産のタケノコを合わせて木の芽、松の実、にんにく、オリーブオイルで作ったペストとたっぷりのパルメザンチーズで和えました。イタリアンながら和の風味が調和してクセになる美味しさと大評判。

サラダはパリパリのキュウリとルッコラに裏ごししたゆで卵をたっぷり振りかけて美味しいお酢とオリーブオイルでシンプルに仕上げたドレッシングでいただきます。

メインは豚肩ロースの薄切りをイチジクのピュレとオリーブオイルでマリネしてからイチジクの薄切りと重ねローズマリーで風味付けしてオーブンで焼きます。芽キャベツにオリーブオイルを回しかけてローストしたものを添えておしゃれなメインになりました。

デザートは美味しくなってきたそら豆のピュレにオリーブオイルと蜂蜜を加えリコッタチーズに添えます。素朴な風味ながらやはり春の香りが一杯のデザートです。

こうして冒険を重ねながら令和の御代に向けても新鮮な食卓をご提案できるようにと気持ちを込めたつもり。新しい時代もどうぞよろしくお願い致します。